こちらは度々このブログでも記事を書いているスマホゲーム『夢王国と眠れる100人の王子様』(以下夢100)のグラッドのイラストです。
最推しなのですが、結構長い間イベントに出ることがなく、去年12月のイベントでとても久しぶりにイベント限定として出てきてくれて、非常に好みだったのでどうしても描きたくて描いたものです。
そしてずっと試行錯誤していた塗り方に一応決着というか、こういう塗り方にしていこうと決まったイラストでもあります。
その点などをメインにどうイラレで描いたかを解説していきます。
イラストの描き方について
今までのイラストと少し違うのは、「線の太さ」と「グラデーションを使っている」点です。
太線でポップなイラストを描くようになったきっかけは音楽ゲームの『ポップンミュージック』なので、もちろんポップンと描き込み具合や線の処理など違いますが、あまり離れないよう割と太めの線ではっきりとした雰囲気を心掛けて描いていました。
(ちなみにきっかけになったポップンは今のように頭身が高いキャラクターイラストがあった時期のものではなく、デフォルメのイラストのみだった頃のポップンです)
しかし少し前からキャラクターの服などを細部までしっかりと描くよう気を付けるようになってきたため、少しずつ主線の太さが細くなってきていました。
そうすると今までの塗り方ですと若干合わないというか、自分の塗りの未熟さもありこれではないなーという感じが強くなりました。
なのでずっと塗りを試行錯誤していたのですが、作業が早く見え方もいいものがグラデーションを使うものでした。
このイラストですと、ファンアートで衣装が既に決まっているのもあり、線画は細部までなるべく描いています。
そして塗りですが、陰影やハイライト部分はグラデーションを使っています。
ベースとなる部分の塗りは一部(金属部分や元々グラデーションになっているところ)を除き、ほぼベタですが、陰影部分にグラデーションを使っているので、多少今までのイラストと雰囲気が違うかなーと思います。
あと今までは陰影部分を最低でも2回色を重ねていたのですが(影1、影2のような感じ)、グラデーションで色の差があるため、少し時間短縮になりました。
陰影やハイライトをグラデーションで付ける時のコツは、グラデーションの色の差をはっきりさせることです。
明るい色と暗い色の差があると、あまり描き込まなくてもいい感じに見えますので、なるべく差をつけた方がいいです。
あと個人的にはハイライトは線形グラデーションではなく円形グラデーションで付けた方が良い感じに見えるのと、調整がしやすいかなと思います。
塗りの際、ベースの塗りが終わったら出来るだけ同じ色や同じパーツごと(レース部分や髪の毛部分など)でグループ化しておいた方が、陰影を付けたり後から編集する時に作業が楽になります。
私の描き方ですと、塗りは必ず線画の下になるのと、ベースの塗りは重なり合っていないため、少し離れた場所にあるオブジェクトをグループ化しても見た目に影響はありません。
なのでパーツごとなどでグループ化しておいた方が、陰影などをその部分の上に重ねる時選択しやすいので、余裕があればしておいた方が良いと思います。
このイラストの背景に関してですが、ブラシを結構使っています。
ベースの赤色部分にある模様と緑色で描いたペイントした雰囲気のものはプリセットのブラシで描いていますが、黄色と黒のリボンのようなものはブラシを作って描きました。
また改めて記事にしますが、こういった柄のブラシはコツを覚えてしまえばサッと作れるので、自分で作ってしまった方が楽だと思います。
(ちなみになぜこの柄にしたかというと、キャラクターのイラストに使われていたからです)
そしてこちらがこのイラストのアウトラインです。
ブラシの部分はアウトライン化をしていないので線状態で表示されています。
あまり効果を使うことがないため、まぁほぼほぼ変わらない感じかなと思います。
終わりに
夢100に関しては何度か記事を書いているのでそちらも是非ご覧ください!
イベント時のイラストがとても凝っていて素敵ですよ!
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