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イラレでイラストのススメ7-食べ物のイラスト-

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こんにちは、トウゴです。

今回は私が描くもうひとつのイラストの種類の「食べ物のイラスト」について書いていきます。
内容としては「イラレでイラストのススメ3-種類と手順-」「イラレでイラストのススメ4-アウトラインなしの手順-」と似たようなものになります。

 

【上記2記事はこちら】

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イラレでイラストのススメ4-アウトラインなしの手順-

 

 

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描くようになったきっかけ

 

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食べ物のイラストは、以前は単体でステッカーやポストカードにしていて、現在は食べ物イラスト専門のフリーイラスト素材サイトを運営するほどにはメインで制作しているジャンルになります。
作品数としてはアウトラインなしの(キャラクター)イラストより多いと思います。

 

キャラクターイラストの中に入れる最初のきっかけは、単純に食べ物が見るのも描くのも食べるのも好きで、描きたいと思ったからです。

しかし、まだその時は単体で描くことはなく、あくまでイラストの一部でした。
そのため現在のように描き込みが多いものではなく、太線であまり描き込みがないものでした。
(その当時のイラレスキルがあまりなかったため、複雑なものが描けなかったというのもあります)

 

食べ物単体で描くようになったきっかけはアイスクリーム擬人化のシリーズを描き始めた時に、キャラクターのバックに配置するモチーフが欲しくて、キャラクターのイラスト(太線イラスト)と差がある雰囲気で描きたかったので、現在のような描き込みが多い食べ物のイラストを描き、それが面白くなったからですね。

描き込んでいってどんどんそれっぽくなっていくのが楽しかったんですよね。
だんだんメインで描くようになり、現在のように単体で載せたりグッズにしたり、素材サイトも運営するという状態になりました。
今では太線イラストと共によく載せたり、出展した際に展示したりとやっています。

 

【上で紹介した食べ物イラスト素材オンリーのフリー素材サイトはこちら】

食べ物専門のフリーイラスト素材サイト

 

このイラストを生かして収入に出来ないかと思い作ったのが上の素材サイトです。
素材サイトの運営状況もこのブログで定期的にまとめていきます。

 

 

イラスト制作の手順

食べ物イラストはそれ単体のものと、太線イラストの中に入っているものとあり、少しだけ手順が違います。
簡単にですが、それぞれの手順を紹介します。

 

食べ物のみの場合

まずラフを描きます。

食べ物イラストのみの場合は、ラフ帳に描きパソコンに取り込む場合と、イラレで直に描いていく場合の両方があります。
それらの描き方自体は「イラレでイラストのススメ3-種類と手順-」「イラレでイラストのススメ4-アウトラインなしの手順-」で説明をしているので、今回は割愛します。

 

ただ他のラフと違い、あまり細部まで描き込まないです。
大まかな形のみで描いていきます。
(例えばいちごなら輪郭部分だけ、ケーキなら輪郭と簡単な断面だけ、など)

これは他のイラストと違い、写真を隣に置いて描くためです。
(写真は自分で撮ったものです)

 

ラフを描いたら(アナログで描いた場合はラフを取り込んだら)、ラフのレイヤーをロックし、その上に新しいレイヤーを作ってそのレイヤーで作業していきます。

 

ペンツールでラフをトレースしていきます。
最終的に塗りのみ(塗りあり・線なしの状態)になりますが、まずは線のみで描いていきます。
個人的には0.25pt以下が見やすく作業しやすいです。

 

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ラフを全てトレースしたら、塗りありの状態にし、色を付けます。
画像のような状態になったら、新しいレイヤーを作ってそこに資料となる写真を配置し、それを参考にしながら描き込んでいきます。
(※画像は最初に貼ったチェリーパイのイラストの一部です。わかりやすいように一部だけにしました)

 

影は影1(薄いもの)影2(濃いもの)、場合によっては更に濃い影を追加します。
焦げの部分やパンなどの気泡部分などは、ベースの色より濃いもので描きます。
その部分に影がかかる場合は、その色に対して影1、2をつけていきます。
(乗算などの透過効果を使うと楽です)
ハイライトは1番最後に入れます。

 

作品内全ての部分を同じように描いたら、ベース色の線をなしにして完成です。
以上がざっくりした「食べ物のみのイラスト」の描き方です。
大体は「アウトラインなしのイラスト」と同じような手順になります。

 

 

イラストの中に含まれている場合

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上の画像のように、太線イラストなどの中にある場合は、線画は他の部分と一緒に描いていきます。
特に太線イラストの場合はあまり細かく線を描けないので、画像のように本来は凸凹があるものでも凸凹は表現せず、単純な線で描いていきます。
(ただ描くもののサイズが大きくて凸凹などが表現出来る場合はしっかり描いていきます)

 

色を付けるときは「食べ物のみのイラスト」と同じように、参考となる写真を近くに配置して描いていきます。

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イラストの中にある場合でも、画像のようにどうしてもアウトラインを入れたくないときはその部分だけ「食べ物のみのイラスト」の手順で描いていきます。
この場合レイヤーも別で、太線イラストの線画部分にかかりおかしく見えてしまうところはクリッピングマスクをしています。

 

以上がイラストの中にある場合の手順です。
最近はあまり描いていませんが、キャラクターの後ろに食べ物がある場合、キャラクターの線画・着彩のレイヤーと食べ物の線画・着彩のレイヤーは分けて描いていきます。

キャラクターで見えなくなってしまう部分も描き、レイヤーも別にしておくことで後からその部分だけ変更したいときに対応がしやすくなります。

 

どちらも個人的にやりやすい描き方なので、効率などは微妙な部分もあるかもしれませんが、参考になれば嬉しいです。

 

 

終わりに

今の段階ではアイスクリーム擬人化シリーズも展開していたり、自分が好きだったりということがあるため、スイーツを描くことが多いです。
素材サイトではスイーツ以外の食べ物も描いているので、それを増やしてグッズなどに展開していきたいですね。

制作過程など載せていけたらブログで解説していきます。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

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